オリーブ大好き!
オリーブオイルが大好きです。 はい、ハマっております。
色々なオリーブオイルを試してみたのですが、今はこのオーガニックのCENTONZEが一番好き
です。美しいオイルの色、深い青りんごのような香りも、お味も私好みです。
NHKのBS番組『モナコ宮殿の美味しい食卓~アルベール大公とガルシア料理長~』でも登場して
いたオリーブオイルです。(この愚直なまでにお料理熱心なガルシアシェフが大好きでビデオで時々
見ています)
さて、オリーブオイルは採れる土地によって全然違うお味になるので面白いですね。ピーンと辛かっ
たりマイルドだったり、クセがあったり無かったりと・・不思議な植物です。オイルの中でも種子か
らオイルを絞るのが多い中、オリーブは果実からオイルを絞るのです。下はその図です。
どうやって、オリーブオイルを絞るのかと言うと、木から採ったオリーブをクラッシュし、ペーパー
のような物の上に広げ、それを数段重ねたら上から圧縮しジュースを絞り、さらにそのジュースを遠
心分離器にかけ、油分と水分に分けてオイルになるそうです。オリーブオイルはオリーブのジュース
なのです。ちなみに絞ったかすは家畜のエサにと捨てるところがないオリーブです。
このオリーブオイルの本はマダム・ダニエラ・オージック(TVに出ていましたので、ご存じの方も
いるのでは?)の著書で2000年の7月に発行されたものです。古い本なのですが、オリーブオイ
ルの歴史から栽培方法、効能からレシピまでと、とても内容が濃くて面白いのです。
お教室でもお馴染みのCENTONZEのオイルですが、今回はKIYOEのオリーブオイルも頂き
ましたので比べてみました。ちなみにKIYOEってオリーブオイルなのに不思議な名前だと思って
おりましたらKIYOEの発売元である、(株)バロックスの創業者のお嬢様のお名前だそうです。
大切なオリーブ畑を手にしたから、そこで採れるオイルには大切な人の名前をブランドとして付ける
ようにと現地の方に言われたそうです。確かに、ワインもそうですね。だから、オリーブオイルなの
に和風のKIYOEなのですね。
なんてステキなストーリーなのでしょうね。(でも、奥様じゃないのはちょっと不満デスが・・笑)
オリーブはモクセイ科で、あの香りの良い金木犀も仲間で、金木犀の英語名はフレグラント・オリー
ブと言います。確かに色は違いますが、お花は同じですものね。
アララ・・今回は、オリーブの雑学のような内容になってしまいました。ではお味については次回に
いたしま~す。