久しぶりの映画鑑賞 Princess Kaiulani
何年ぶりでしょう・・・映画館に行ったのは・・・・ どうしても見たかった映画です。
『ハワイ王朝最後のプリンセス』 プリンセス・カイウラニ を夫と見に行ってきました。
地上の楽園と言われるハワイにはかつてハワイ王朝(1893年まで)が存在し、その
最後のプリンセス、今でもハワイの人々に敬愛される美しくて聡明なカイウラニ王女。
国と国民に愛と忠誠を誓い、彼らを守り抜くために戦い続けた悲劇のプリンセス・・・
彼女の波乱に満ちた短い23年の生涯と秘められた恋の物語です。
風光明媚なハワイはその土地を狙う白人富裕層に権力を握られ、ついにアメリカに
併合されてしまう・・・
今ではハワイがアメリカの一部であるということが当然視されますが、かつては独立
した王国でありハワイ語やフラをはじめとする独特な社会、文化、伝統がありました。
王国の王権回復運動に身を投じ、それらがアメリカによって消されてはならないと
若きプリンセスは病に倒れるまで戦い続けたのです。
今から36年程前の学生の時、私達夫婦はそれぞれ初めてハワイに行き、その文化
にとても興味を持ち、結婚して娘が生まれると小さな娘達にハワイの文化とともに
フラを習わせてきました。
今は長女ファミリーの住むハワイですが、そのハワイの歴史には辛く悲しいことが
沢山ありました。
(今でも景色の良い場所は白人富裕層、アメリカ軍がほとんど所有しています)
1899年にカイウラニ王女は亡くなりましたが、その94年後ハワイ王朝転覆に際し
アメリカ合衆国による策略が存在していたことが公式に認められ、クリントン大統領
によって正式な謝罪がなされました。
久しぶりに夫婦で胸の熱くなる映画を見ました・・・