五嘉宝(ごかぼう) Japanese sweets GOKABOU
お菓子教室の新しい生徒さんから、嬉しい伝統菓子を沢山頂きました。
熊谷名物のごかぼう(五嘉宝)です。 これは我が夫の大好物なんです
( 皆さん笑います・・・ あの顔して五嘉宝が好きとはねェ~と・・・ )
生徒さんのご主人様が熊谷の方で、ご実家に行った時に熊谷でも美味しい五嘉宝の
お店(中にはあまり美味しくないお店もあるそうで)のものをわざわざクール便で届け
て下さいました。
五嘉宝の加藤 というお店のもので、脱サラしてこのお店を開いたというまだ、そんな
お歳でもないお店のご主人が、この暑い中、セッセとこの美味しい五嘉宝を作っていた
そう・・・。
熊谷は夏のお天気予報でも最高気温というと必ず名前が出てくるとても暑いところで
気温40度なんていうこともあるような地域だそうです
その暑い中クーラーもかけずに、この五嘉宝の中身のもち米を蒸して棒状にし水あめ
ときな粉をまぶす作業をもくもくとなさっていたそうです。(クーラーの中で作業をすると
常温にした時、溶けて状態が悪くなったりしますから、出来るかぎり常温で作業をする
のでしょうね・・・)
そんなご苦労をなさって作った五嘉宝をクーラーの涼しいお部屋で頂くなんてバチが
あたりそうですね アリガタイ、アリガタイ・・・
本当に作りたてで、”今まで食べた五嘉宝の中で一番美味しい” と五嘉宝評論家
の夫は絶賛しておりました。
けれど、どこも後継者不足で、味わい深いこういう伝統菓子が少しずつ消えていくのが
寂しいですね
若い方達はコンビニの合成添加物いっぱいのお菓子の方を選ぶご時世ですから。
五嘉宝から日本の現状がちょっと垣間見えたようで、出来ることなら腕まくりして
オバサン、お手伝いに行きたい と本気で思った今日この頃でした。
本当に美味しいものをお教え下さり、ありがとうございました