お菓子作り Work to make sweets
久しぶりに作った大きなキャラクターケーキです。
孫の1歳のバースデーに急いで作ったキティーケーキですが、WILTONケーキデコレーション
スクール講師時代によくイベントで作っていたケーキです。
WILTON時代はショートニングのクリームにカラフルな色を付けてデコレーションをしていまし
たが、どうもあのカラフルな色使いが好きではありませんでした。やはり、ナチュラルな色使い
が私は好き。そしてお遊びではなく食べて本当に美味しいと思えるもの、食べたお人が幸せと
思えるもの・・それがお菓子作りだと思っています。
ですから食材を沢山使うのに食べられない飾り物、粉砂糖を沢山使う食べても美味しいとは思えな
いアイシングシュガーのクッキーも作らなくなりました。
お菓子はみんなを幸せにするものと思って私は作っています。ご自分で食べる幸せもありますが
作る過程も多少難しいものもあるけれど楽しい、誰かを思って作る楽しみもあるでしょう。
ご家族やご友人、大切な方、職場の方かもしれませんね。
少し前、お菓子教室に初めていらした生徒さんからレッスン後にメールを頂き、
『作るのも食べるのもとても楽しかったのですが、それよりも出来上がったお菓子を職場に持って
行ったら職場の皆さんがすごく喜んでくれて、お菓子作りは分かち合う喜びもあるのですね 』
とおっしゃっていました。 とても嬉しかったですね、まさに私のお菓子作りの原点がそこなの
です。お菓子作りをお教えして、そのことを皆さまに分かって頂けたらと思っています。
お菓子を通して皆さまが笑顔になる・・それがお菓子をお教えしている講師冥利に尽きますね。
久しぶりにキティーケーキを作って、家族の嬉しそうな顔を見たとき、この仕事を長年やって
いて良かったとしみじみ思いました。