今も恋しています・・・宮脇 壇様 Forever lovers MAYUMI MIYAWAKI
このお正月はノンビリと大好きな方の本を読んで過ごしました
年末にアマゾンでまだ読んでいなかった彼の本を数冊、お取り寄せして、あらためて『 美しさ 』 について考えてみました。
私の永遠の恋人・・もうすでに天国に行ってしまわれましたが本当にステキな方です。
その方のお名前は 建築家の 宮脇 壇 (みやわき まゆみ)氏です。
1998年に62歳の若さでガンで逝ってしまわれましたが、オシャレで、男ぽくって頭が良くって、グルメでお料理上手、美人が大好きで、ちょっとエッチで、そそかしくってお人良し、ユーモアがあって旅慣れていて、ジョークが大好きで・・・そしてなによりもハンサムで心が温かいカッコイイ方でした
すべてにおいて、何よりも 『 美しさ 』 というものを優先した男性でした。
夫も建築家を目指して勉強をしていた頃、少なからず影響を受けた建築家の一人だったそうです。
時はちょうどバブルの頃、建築家として沢山の仕事をし、講演をし、学生に講義をし世界中を旅し、豪快に遊んで、一生懸命勉強する・・・妥協をしない欲張りな男の中の男でした。
まだ、これからという時に病に倒れ、さぞ悔しかったことでしょう
そのことを思うと辛くなりますが、でも、彼が今の日本の現状を見たら、いったいどのように思うかしら?
今、日本では本当の美しさというものが少しずつ失われているように思います。
お子ちゃま文化のガチャガチャ・グジャグジャ・・・数で勝負みたいな・・・
久しぶりに見た年末のNHK紅白歌合戦・・・目がテン・・・になりました
この番組が配信されるのを世界中で楽しみにしていらっしゃる日系の方々はいったいどう思われたでしょうか。 ちょっと悲しくなりました
初めから最後まで、美しさなんて、どこにもありませんでした・・・
若さの押しつけテンコモリのようなにぎやか過ぎのハデなステージ。
日本が誇る 粋 の文化はいったいどこに行ってしまったのでしょうか。
これからは私達、大人がもっとお手本を示さなければいけないのでしょうね。
本当の美しい生活・・・上質な生き方、それはけしてお金をかけて、贅沢をするということはないのです。
心の持ち方、物の見方、接し方、感じ方です。
婦人雑誌のグラビアに出てくるようなマネなどしなくてよいのです。
あなたらしく、自分自身が心地よい生活、クオリティの問題です。
今年は本当の意味で上質な美しい生活を目指して行きませんか?
私達、大人が頑張ってお手本を示して行きましょう。
そうですよね、天国の愛しい宮脇さま