ハワイでの出産 A birth of HAWAII
ハワイでの初めての娘の出産を通して色々なことが日本とずいぶん違うことに気が
付きました。
娘の病院はKAPI’OLANI MEDICAL CENTERという産科と小児科の有名な病院です。
まず、病院のセキュリティがとても厳しくて、私達両親も毎回パスポートを持って病院
に行きました。セキュリティの怖そうなオジサンが一人一人を厳しくチェックして腕に
はめるバーコードが付いたタグを下さいます。そのタグを付けないと娘のいるフロアー
の扉が開かないのです。
テキパキ働いているスタッフも、さまざまな国々出身の方達でした。
また病院の廊下や病室がとてもキレイで、廊下のあちらこちらにステキな絵が描かれ
ていてとても心が和みます
ちょうど初孫が生まれたのがアフタークリスマスでしたのでクリスマス前後に生まれた
ベビィ達には赤いニットのお帽子と大きなクリスマスストキングがプレゼントされます
ベビィ達は赤いお帽子をかぶりその赤いストッキンッグに入れて退院するのだそうで
そのお帽子もアップリケの付いた大きなストッキングもすべて病院のボランティアさん
達の手作りだそうです。
ステキですね~ そのアイデア・・・ そんなボランティアだったら喜んでお手伝い
しますよね~
普通、出産の場合ハワイでは無痛分娩で1泊2日で退院しますが、娘の場合は
日曜日が入るので3日間の入院でしたので、すっかり身体も回復し、自宅に着いたら
すぐに片づけものやお掃除が出来るほどでした。(実家に帰ることはまずないとのこと)
とにかくすべてが合理的でよく考えられています。
また、ほとんどの方が出産の1カ月後には仕事復帰しますし、そのような施設も
きちんと整っています。(娘がハイスクールの時に授業で保育園ボランティアに行きま
したが保育園は朝の6時から開いていて、娘は5時前には家を出ていたそうです)
日本の保育園に入ることの出来ない沢山の待機児童とは違いますね・・・
女性としてとても考えさせられる問題です。
これからの日本はもっともっと女性の能力と立場を考えなければいけないのと、やはり
アメリカは本当に豊かなんだな~と娘の出産を通してつくづく感じたことでした