悲しいお知らせ・・・・

昨日、メジロのお母さんが卵を抱いている写真を公開したばかりなのに、とても残念な

お知らせをしなければならなくなりました・・・

今朝、7時ころに窓の外で1羽のカラスの声がするので寝ぼけながら”うるさいな~”

と思っていたところ、寝室の出窓のところにカラスの止まる足音が聞こえたと思ったら

アッと言う間にメジロの巣を襲ったらしく、急いでカーテンを開けると、もうそこには

昨日まで一生懸命お母さんが卵を抱いていた巣が無くなっていたのです・・・

一瞬のことで何が何だか分からずに、でも確実に巣は無くなっていました。

急いで外に出て巣のあったハナミズキのところに行ってみましたら、むしり取られたよう

にコロンと巣だけが落ちていて、卵はどこにもありませんでした。

もう何日かすると孵化するはずでしたので、可哀そうで可哀そうで、涙が出て止まりま

せんでした。

落ちていた巣を拾ってみると本当にフカフカと柔らかく優しく作ってあり、中に卵が4つ

入っていた形跡がありました。

あんなに毎日気にしていたのに、なんで守ってあげられなかったのか悔やまれてなり

ませんでした

友人からカラスやヒヨドリに気をつけて!とアドヴァイスされていたにもかかわらず

こんな場所だもの、他の鳥は気が付くはずないわ・・・と勝手に思い込んでいました。

弱肉強食とは聞いていましたが本当なのですね・・・自然界は厳しいものです。

このことから、今まで、元気で幸せに毎日を過ごせることが当たり前のように思って

いましたが、そうではなく、まわりの皆様に助けられて今日まできたのだと・・・。

本当にありがたいことなのだとしみじみ思いました。

小さなメジロの巣でしたが、子供を思う親の心、大雨の中や暑い日中も交代して卵を

温める親としての責任、パートナーとの協力など人として学ぶことが沢山ありました。

小さな巣から大きな ”考える何か”を与えられたような2週間でした。

主のいなくなったメジロの巣の跡です・・・



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