茶道具 Japanese tea ceremony
美味しい和菓子が手に入ると、時々、お抹茶を頂きます
テーブルでお茶を点てていますが、このふくさ挟みと古ふくさは中学生の時に父に
買ってもらったもの、数十年前のものですが今でも大切に使っています
中学、高校と茶道部で結婚して子供が生まれるまでお茶のお稽古をしていました。
このふくさ挟みと古ふくさは中学生にはとても地味だったようで、お茶の先生にも
” まあ、なんて大人のお色をお選びなんでしょ・・・ ” と驚かれたくらいです。
沢山の種類のある中、この二つが一目で気に入り自分で選んだものです。
本人はとても気に入っていて、当時はちっとも地味だとは思わなかったのですが
確かに同級生やお稽古にいらしている方々のふくさ挟みはもっとキランキラン
としていました。
正絹で出来ていて、当時中学生の使うものとしては贅沢だったようです・・・
父も ” ずいぶん高いのを選ぶね~ ” と言っていたように記憶しています。
数十年経っても少しも飽きることがなく、子供ぽくもならず、父との思い出の今でも
大好きな私のふくさ挟みと古ふくさです。