ハワイの美味しいもの No.2 Malie Kai chocolates
これはハワイに住む長女から、チョコレート好きな私のために航空便で送ってきてくれた母の日のプレゼントです (チョコレートよりも送料の方が高いかも・・・)
ホノルルのあるオアフ島の北側、とても静かな街 WAIALUAの小さな農場で出来た
レアなカカオを使って作った正真正銘のハワイ産のチョコレート・バーです。
ダークチョコレートにはクラッシュしたコナコーヒーが、ミルクチョコレートにはカカオ・ニブが入っていて、どちらもカリカリとした食感がアクセントになっています。
本当にピュアな美味しいチョコレートです
また、箱の裏にはこんな事が書いてあります。
Our promise to you ( 私たちは約束します )
* Pesticide-free cacao * Child and slave labor-free * GMO-free * All-natural (農薬は使っていません)(児童労働や奴隷を使っていません)(遺伝子組み換えはしていません) (人工的なものは一切使っていません)
なぜ、こんなことが書かれているかというと、チョコレートの原料のカカオは西アフリカのコートジボワール、カメルーン、ガーナ、ナイジェリアの4カ国に集中していて、ここで世界の7割のカカオが作られているのです。
そしてその労働力はおもに9歳~12歳の少年が奴隷として働かされている、いわゆる児童奴隷労働者なのです。
その多くは誘拐されたり、だまされたり、売られたりして連れてこられた子供たちです。
過酷な労働、危険な農薬散布など、私達が普段美味しいと口にするチコレートの裏にはこんな悲しい現実があるのです
ですから、このハワイ産のチョコレートは上の4つの約束事の上に成り立っています。
安心して頂ける分、お値段が高いのはしょうがないですね。
こういう事をきちんと書いてある MARIE KAI Chocolates は素晴らしい
お菓子作りを仕事にしている私は、普段何気なく普通にチョコレートを使っていますが、実はチョコレートの裏にはこんな悲しい現実があるということを、もっと知って欲しいと思って娘はこのチョコレートを送ってきたのでしょう。
美味しいチョコレートがちょっとホロ苦く感じられたハワイ産のチョコレートのご紹介でした