ピロシキ   pirozhki

今月のお菓子教室は生徒さんからのリクエストでピロシキです。

ピロシキはロシア、ウクライナ、ベラルーシなどの東欧料理の中のお惣菜パンのこと。

私のピロシキは小ぶりで食べやすい大きさなので、美味しくて幾つでもお腹に入ってしまいます・・・(ちょっとそれも困るかな・・・)

フィリングも合挽き肉と茹で卵、春雨、タマネギ、ここまではピロシキの定番アイテムですが、私のピロシキはさらにみじん切りの生シイタケ、パセリーが加わり、塩、胡椒でお味付けをします。 時々、ここにお醤油や隠し味のお砂糖が入ったりもします。

これにたっぷりのジャム(いちごジャムやベリーのジャムにウオッカやコニャックなど少量加えたもの)を添えたロシアンティーを頂きます

200gの強力粉から小ぶりの18個のピロシキが出来ます。 このくらい作ると手が慣れて皆様もとてもキレイ出来上がっていました。

昔々、大学生の頃、お茶の水にある サラファン と言うロシア料理店によくランチに行きました。 怖~いロシア人のマダムが切り盛りしていた小さな小さなお店です。

ボルシチがとても美味しくて・・・でも付いてくるパンが食べきれなくて残すと、 ” あなたは痩せているので、もっと食べなさい ” と怖~い顔で言うのです

ハイ、当時はとても痩せていましたから・・

今思うと、とても良いマダムだったのですネ。

男子学生には ” おかわりはどう? ” なんて、きさくに声をかけていました。

マダムは女性なのにお鼻の下に金髪のりっぱなお髭が生えていらっしゃってとても迫力がありました。(ちょっと怖かった~ッ)

そこのピロシキもとても美味しかったのです

ピロシキは私にとって学生の頃の思い出のお味・・・

皆様も出来たて揚げたてのピロシキを休日のランチにお作りになってみてはいかがでしょうか?

と~ても美味しくて、すぐにまたリクエストが来ますよ~



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