今年のお味噌 TEMAEMISO soybean paste 2013
今年のお味噌がそろそろ出来上がってきました
毎年お味噌はお菓子教室の生徒さんやお友達をお誘いして 『お味噌の会』 を開催し皆様でワイワイ楽しく作っています。
今年は3月3日に仕込みをして、6月に天地変え(お味噌を上下逆さまにひっくり返す)して、その後、カビが生えないように注意しながら管理し、夏になったら冷蔵庫に入れ寒くなる11月まで待っていました。
今年のお味噌は福井県の大本山・永平寺ご用達のお味噌屋さん 米五 の材料を分けて頂き作った、昨年までとはちょっと違った麹が多めのお味噌です。
自家製のお味噌は塩分少なめで風味があって、どんな美味しいお店のお味噌よりも美味しいと思ってしまいます。 これが本当の手前味噌というのかしら・・・
これから寒くなりますから温かいお汁ものはなによりのごちそうです。
今年は麹が多めですから多少お色が白っぽいですが、お味の方はとてもお上品な出来上がり・・・その分、塩分はいつもより少し多めになっています(これでも市販のものよりかなり塩分控えめです)が、これでカビが生える心配も解消されました。
とくに今年の夏はいつまでも暑かったですから・・・
さて、美味しいお味噌汁には 『 吸い口 』 と呼ばれるお汁ものに添える香りがありますが、こんな写真がありましたので一緒にアップしておきます。
左上から 粉山椒、黒コショウ、七味、白ゴマ、生姜の千切り、青紫蘇千切り、ネギ、柚子、木の芽、溶きからしなど・・・。
『 吸い口 』 は汁もののアクセントばかりでなく、具によってはそのにおいを和らげたり、季節を表すものとして用いたりします。
これからの寒い季節には柚子や生姜など、お碗を手にしたとき、お味噌の良い香りとともにフワッと立ちのぼる香りがなんとも言えませんね。
ぜひ、お試し下さいませ