烏羽玉(うばたま) Japnese sweets
リースの材料を買いに渋谷に行った際、東急フードショウの一番端にある全国有名
食材や和菓子を販売しているコーナーに寄り大好きな烏羽玉がないかな~と覗いた
ところ、本日はありました、ありました それもセールになっていて・・・ああ幸せ
烏羽玉は黒糖のこし餡を小さく丸め、その周りを薄く寒天で覆いケシの実がチョンと
のっている京都・亀屋良長㈱さんの和菓子です。
ピカピカと小さくて可愛い、お品の良い黒糖の甘さがたまらなく良いんですね~
烏羽玉(うばたま)とはお茶花の桧扇(ヒオウギ)の濡れたような漆黒の実のことで
万葉の古い歌にも枕詞として使われているそうです。
そう言えば、長女が赤ちゃんの時、お世話をして下さっていた年配の方が小さな娘
のお風呂上がりの髪に大事そうに櫛をあてながら ”烏の濡れ羽色だこと・・”と
ニコニコしておっしゃていましたっけ・・
若かった私はどういう意味か分からなくてお尋ねしたのを覚えています
さて、烏羽玉は小さなお箱に6個入っていて食べきりサイズです。
たまにはお薄でも立てて頂いてみようかしら・・ 袱紗(ふくさ)のさばき方を忘れて
しまわないように・・・と思い立たせる烏羽玉なのでした