久しぶりの絵画鑑賞 Balthus
6月も後半の金曜日、仕事帰りに久しぶりに上野の東京都美術館に行きました。
あの、BALTHUS バルテュス展です。
テレビの特集もあったり、また金曜日ということもあり会場はとても混んでいました。
天才画家とも言われ、女の子から大人の女性になる前のほんの少しの一番美しい時を求めての作品が多いのですが、やはりどこかスキャンダラスな香りは拭いきれません。
作品自体はとても上手いし、色も素晴らしいと思いますが、やはり好きになれない画家だと思いました。
でも、誰になんと言われようと、自分の感性に忠実に、自分のスタイルを貫き通す!
それくらいの押しがないと世の中に認められない、成功出来ないんだな~と思いました。
また、いつも思うのですが、皆さん絵の前に張り付いて見ていらっしゃいますが、そんなに近くで見て作品の全体が見えるんですか~?と不思議に思ってしまいます
東京都美術館はとても見ずらい建物だと思いますね、狭いし複雑だし・・・。
また、どうしてあそこまで薄暗くする必要があるのだろうとも思います。
照明で絵が痛むからですか? それとも作品の内容から照明を落とす必要があったのでしょうか?
とても見えにくいし、お人がぶつかり危ないな・・・とも思います。
特に年配の方など、そう、年配の方が多いのですよね、どの展覧会でも・・・。
お足元危ないです。
複雑な思いを胸に、帰りに上野公園に出てみると大きなスターバックスのカフェがどど~んとありました。
ここは日本のど真ん中の東京の上野公園、スタバじゃなくて虎屋カフェなら分かりますが、スタバはないでしょ!!! スタバは・・・
ちょっと、台東区さんしっかりして下さいよ!
ここは日本ですよ!東京ですよ!上野ですよ!
もっと、昔からの日本の良いお店があるでしょ! 日本茶をウリにしたらいかがですか?
世界に誇れるヘルシーフードの日本食なのですから、寒天を使ったみつ豆や葛切りなどジャパニーズ・スウィーツの素晴らしい食文化を発信したらいかがなんでしょう。
上野公園を歩きつつ、なんか、ちょっぴり情けない気持ちになりました
日本の文化の発祥地みたいなこの場所にはもっと優れた日本を持ってきたらどうなんでしょね。
スタバがあることでグローバルでインターナショナルだとお思いになっているのでしょうか?
なんだか日本って自分っていうものががないような不思議な国ですね~