インペリアフードフェア テイスティング会 Imperia foof promotion
キッチンのクリナップさんが主催する『 Dreamia サロン 』さんからのご紹介で、イタリア・インペリア商工会議所主催の『インペリアフードフェア テイスティング会』にご招待頂きました。
外苑前アイランドスタジオには何種類ものオリーブオイル、ワイン、ジェノベーゼなど日本初上陸の4社の製品が勢揃いしていました。
Terre Taggiasche社の社長アントニオ氏のごあいさつもあり、アントニオ氏のステキなマンマもご一緒でした。
州都ジェノバのあるリグーリア州のインペリアは海と山に囲まれた風光明媚な場所で、肥沃な大地にはオリーブオイルの最高峰であるタジャスカ(世界で一番デリケートで高級なオリーブとして有名)を産出しているところです。
Terre Taggiasche 社のオリーブオイルは今でも石うすでオリーブを挽いて作っているとのことで、昔はロバが石うすを回していたそうですが、今はロバの代わりに電気でとの違いだけで、あとは昔のままの製法を守って丁寧に作られているとのことでした。
さて、いよいよお待ちかねのテイスティングですが、3種類のオリーブオイルをテイスティングしました。
テーレ・タジェスケ(TERRE TAGGIASCHE)のオリーブオイルは本当に青リンゴのようなフルーティでマイルド(ピリピリ感などがなく)とてもお上品な素晴らしいお味でした。
また、同じくタジェスケのVIOのオイルもスッキリとしたフルーティな香りが素晴らしくどちらもとても美味しかったです。
そして3種類のうちの一つは某有名マーケットに売っている普通のイタリアのオリーブオイルでしたが、こうやって飲み比べてみるとタジェスケのオイルとは格段にお味の違いがあることが分かります。
また、その美味しいオリーブオイルで作られているペスト・ジェノベーゼは本当に美味しい 私が今まで食べたペスト・ジェノベーゼの中で1番美味しいと思いました。
さらにウォールナッツのペストも香ばしい香りにマイルドな舌ざわり、お料理だけではなく、サレのお菓子にも使えそうです。
一緒に頂いた2種類の白ワインの Poderd grecale の Pigato DOC はスッキリ
とした中にも、完熟の桃を食べているような力強いフルーティなアロマがあるのに、けして甘くはないのでアペリティフからメインディッシュまで、この1本で良いとのことでした。
もう一つの白ワイン Vermentino DOC もアプリコットを感じさせるような甘酸っぱくフルーティなアロマで私の大好きなお味でした。
どちらもすっきり軽い感じでどんなお料理の邪魔もせず、和食にも良いと思いました。
そもそもリグーリアのお料理は昔からお魚のグリエなどの軽い感じのものが多いそうで、その軽めのお食事に合うワインを作り出しているということでした。
さらに最後に頂いたペスト・リモーネがとても美味しくて、ペスト・リモーネの美味しい使い方を、わざわざ南麻布のイタリアンレストラン・ミルコローネのミルコシェフに帰りに聞きに行ってしまったほどです。
とても気に入って、ぜひ購入したいと思ったので、お土産に頂いたときはと~っても嬉しかったです。 また、小粒ですがお味の濃いとびきり美味しいオリーブもお土産に頂きました。
このテイスティング会に出席させて頂き、びっくりしたのは、今でもオリーブオイルの品質の良し悪しは人間の舌と鼻で決めているということです。
フレグランスもそうですが、どんなに科学が発展しても、便利な機械が出来ても人間の舌と鼻に勝るものはないのですね。
12種類のオリーブ・オイルやワイン、ペストなど頂き、どれもすぐに箱買いして帰りたいほどでしたが、まだどこにも置いていないのです
早く輸入元が決まり、この美味しいオリーブ製品やワインを皆様に1日も早く味わって頂きたいと願う 『イタリア・インペリア フードフェア テイスティング会』 のご報告でした。